ニキビの原因とおさえておきたい治すための重要事項
ニキビは皮膚病の一種で、主に思春期を迎えた15歳前後になると多く発症する傾向が見られます。
その原因は、成長ホルモンが過剰に分泌されることによって皮脂が毛穴に詰まるためです。
毛穴に詰まった皮脂は最近の栄養分となり、そこで増殖した細菌によって炎症を起こします。これがニキビなわけです。
多くの方が顔面に発症しますが、首や背中、さらには胸や尻にも発症してしまうケースも見受けられます。
ただし成長期を過ぎれば徐々に症状も収まり、成人を迎える頃には多くの人がニキビの悩みからは解放されます。
ただし完全に発症しなくなるわけではなく、大人になって出来た炎症は吹き出物と呼ばれるようになります。
これを予防するには、やはり原因から対策をしなければなりません。つまり、ニキビの原因となる細菌の発症を抑えれば良いわけです。
そのためには、毛穴に皮脂が詰まらないようにしてもらえば良いので、きちんと洗顔料を使用するなどして清潔な状態を維持することが肝要と言うことですね。
ニキビ予防には保湿がとっても重要なんです!
ニキビ肌はさっぱり系や皮脂を抑える化粧品を選びがちですが、本当に必要なケアは保湿です。
大人ニキビの原因は乾燥です。乾燥すると肌を守るために角質を厚くし、毛穴の出口がふさがれて毛穴に皮脂がたまりやすくなります。
皮脂がたまることでニキビができて、アクネ菌が繁殖するとさらにニキビが悪化します。
保湿をすると肌のバリア機能が回復し、たまっていた角質が薄くなって毛穴が詰まりにくくなります。
おすすめの保湿成分はセラミドです。セラミドは刺激が少ないのでニキビで敏感になっている肌に適しています。バリア機能の回復を助ける作用もあります。
セラミドは水に溶けにくい成分なので、美容液やクリームを使用しましょう。クリームはべたつくから苦手という方もいますが、べたつくのは潤い不足だからです。
保湿ケアを続けていれば皮脂分泌が治まり、べたつきが気にならなくなります。
ニキビ治療でおさえておきたいポイントとは?
ニキビの治療で必要なことなのですが、これはやはり皮膚科で正しい薬を塗り、治療することが必要です。
ニキビ治療の場合、自分でよかれとした結果が、さらに悪化してしまったり、跡が出来てしまったりします。
ニキビは、治療の際には、ステロイドなどを使用している方もいますが、これは避けたほうが良いといえるでしょう。
ステロイドは、免疫を抑制する働きがありますので、これをニキビに塗り続けてしまうと、アクネ菌が逆に増え続けてしまい、ニキビが悪化してしまったり、広がってしまうという危険性が高まります。
このため、皮膚科では、ニキビ専用の治療薬を使用することがほとんどです。また、ビタミンCなどを定期的に摂取することにより、改善が早まります。
背中ニキビの場合は?
背中ニキビの場合は、ニキビの種類によっては顔と異なる薬を使う場合もあります。
背中のニキビ跡が残っている場合は、ピーリングなども有効な手段ですが、背中を自分でピーリングするのは、やや面倒な場合もあります。
お金に余裕がある場合は、エステで背中ニキビやニキビ跡を治すことにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
やっかないニキビの場合の対処について
思春期になると、おそらくニキビのことが気になるという方々も多いはずです。
やはり、ちょっとしたストレスであったり、環境の変化などでも思春期ニキビはできてしまいますし、そのニキビができてしまったら当然、何か対策をしていく必要がありますよね?
ニキビは生活習慣によっても大きく左右されるため、ほんのちょっとしたことでニキビが酷くなることも多いのです。
中学生や高校生の方など、日々成長過程で様々なことを経験しますが、その過程でのわずかなことでもニキビが悪化してしまったり、ニキビができてしまうこともあります。
そのため、ニキビ対策にはなるべくストレスを溜めないことと、栄養を人よりもたくさん取ることが重要になるのです。